Salut 父と炎症(1)はこちら↓
かかりつけの内科へ付き添う。
体重が7キロも減ってしまい、先生が
「とにかく食事をとること、ヨーグルト、豆乳、肉、魚、おなかに良い菌をとること。」
「飲んで栄養を取るものもあるけれど、食事をとる事。
取れなくなったら”あっち行きだよ”」と父を目の前にして言う。
もっと言い方あるだろうよ、と憤慨していたが、
とうの本人は俄然やる気になっていた。
かかりつけ医というのは、私にはわからない信頼関係があるのだろう。
★★★
その頃から遠くに住む次女が実家に泊まりがけで来てくれるようになった。
今まで夜中は86歳の母が1人で付き添って疲労困憊していた。
そこへ次女の登場だ。(それまでも電話で連絡は取りあっていた。)
とても心強かったと思う。
そして、かかりつけの病院から総合病院の内科で詳しく見てもらうために
紹介状をもらい一日がかりであらゆる検査をした。
どこをみても異常はなく、さらに検査をする為、2週間入院することになった。
担当医によると、
「異常はないのだが炎症反応はでている。
なに対して炎症しているかはっきりさせたい」
その時私は「炎症ってなに?」と思い、
家に帰りYouTubeやネット、本を借りて調べました
。外傷だけではなく、何かしら体内に入り込んだ菌を排除しようと
体が強く反応していることなんですね。(単純な説明ですみません)が、
調べたことにより、私自身も熱こそでないけど、内科に通院しており、
炎症を起こしているんだと気が付き食事を見直していくことになります。
(その辺は後日投稿します。)
その後、点滴だらけの父は日増しに元気になり、
熱が出ることもなくなりました。
退院前の面談では「100%これという原因はわからなかったが、
歯の化膿あたりから
体内に菌が入ったと仮定して薬を点滴した」とのことだった。
あれから1年がたち、先生の仮定は当たっていたのだろう
。一度も熱をだすこともなく元気に過ごしている。
自信がついたようにも見える。スーパーにまとめ買いに一緒に行くと
一万円近くも食材を買いこみ驚かされるが、食欲があってなによりと思う。
★★★
さて、現在両親と長女夫妻は実家を建て替えて同居する話が進んでいる。
数年前から話はあったのだが、ようやく話が進みだしたようだ。
今更建て替え?と思うがこれも高齢化社会ならではなのだろう。
いつか「父と建て替え(1)」なんて投稿する日がくるかもしれません。
Au revoir