Salut テレビ番組で「格安・採算度外視した大量の料理をだすお店」を紹介する番組が増えました。
地元版やら、全国版など同じテレビ局が放送するので全国版のなかに見覚えのある地元版が放送されていたり。
私は家族と夕飯を食べながら見ていることが多いです。
「さて、気になるお値段は?」
の問いに家族で
「2,500円と思うところを1,800円!」
「さらに驚きの1,200円!」
「正解はなんと800円です」
「安すぎーー」
なんて調子で見ているのです。
(ふふふ、私は心の中で家族は原価って思ってるよ)
▼家族は原価の話はこちら
なんでそんな値段で提供できるのか、気になりますよね。
店長さんは濃いキャラで腕はしっかりしているご様子。なにか特別なルートで
仕入れているのか?
★★★
そんなある日、Voicy(音声配信)で木下斉さんの配信を聞いていたら、(どの回か忘れたけど、最近だった様な)年金や税金の話をされていて、今の制度は高齢者に得で、現役若者世代に損で厳しい制度だ、と。 それは私も子育て中に実感している。
話を進めると、地方のある教師が定年後、自宅で和菓子を仕入れて安値で売り出したそうだ。とても売り上げがあるとは思えない。
「自分はお金は十分あるので、年金はもらいすぎ。 だったら年金で若い人たちに
おなか一杯になってほしい。」 と。
うる覚えで申し訳ないけど、こんな内容だったと思う。 私ははっとした。
番組で紹介したお店の方もこんな考えなのでは?
表立って政治の批判はしないけど、自分にできることをしているのでは?
苦しい現役若い世代に腹いっぱい食べてほしいと。
たまに「戦争中、食べるものがなくて苦しい思いをしたから。」という方も
いる。以前はこういう番組では発言をしている方がもっと多かったと思う。
いまは発言してはだめなのか?カットされるのか?
そう思うと番組の見方が変わってくる。
この番組の人気コーナーで大食いの女性がでてくる。
ロケ中も大食いなのだが、さらに毎回、ロケの前に個人的にブロンコビリーでステーキを食べている。ブロンコビリーの方が、を招待権を渡そうとするのだが、彼女は絶対に受け取らない。確固たる意志があるのだろう。
人々の想いを画面からどれだけ受けとれるだろうか?
Au revoir