Salut(サリュ)さんが通る

50代はwebを使ってチャレンジする!

君は服にこだわりがあるんだよって話。(朝日中高生新聞より)

Salut  

10年ほど前、日中高生新聞(週一回発行)をとっていた。

 

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中高生向けなのに、時事問題を取り扱ったキレのある内容だった。

大人が読んでも読み応えがあり、というか今更聞けない事も

丁寧に説明してあったので、私も読んでいた。

 

話題も豊富で、思春期の子どもと共通の話題にもなって

ずいぶん助けてもらったなあ。

 

自治問題以外にも学校、部活紹介や、

投稿コーナーもあり、子どもが投稿して、

掲載された事もあった。(嬉しかった)

 

朝日小学生新聞時代からお気に入りの漫画

「はずんでパパモッコ」が中高生新聞では

セリフが英語になったのも楽しかった。

 

 

 

そんな中に、中学生の学園もので

んとも味わいのある作風の漫画コーナーがあった。

(現在検索しても出てこないのですが・・・。)

 

なかでもお気に入りのエピソードがある。

 

 

(うる覚えだけど・・・)

 

 ある男の子が、同じデザインの服(例えばストライプ)ばかり

着ているので、同級生にからかわれていた。

本人も服には興味が無いから、気にせずへらへら笑っていた。

 

しかし、美術の先生が

「君は服に興味が無いんじゃなくて、

服にこだわりがあるんだ

と言い、男の子はハッとした。

 

表情はみるみる明るくなっていく。

 

やがてその子は大人になり、

ストライプをモチーフとした服飾の仕事につき成功する。

 

 

 

 

確かに「こだわりがある」っていい言葉だなあ。

 

流行を追えばいいってもんじゃない。

自分がこれが好きっていうものがあればいい。

 

 

ただ皆と同じだからと、

安心しているは違うだろう。

自分が着たいかというと、そうではない。

おしゃれとは程遠いけど、自分で選んだ服を着たい。

 

 

 

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なんでそんな考えになったかというと、

私は3姉妹の末っ子で

子どもの頃から姉たちのお古を着せられていたんだ。

 

高校生になり、姉たちの身長を追い越していったから、

ちょこちょこバイトして、自分で服を買ったんだった。

 

他の地域から通ってくる子が違う文化?を持ち込んで、

デザイナーズブランドを知り、バイト代を片手に

ドキドキしながら一着買って、

あとはほとんどバーゲンで買っていた。

 

(当時は戦略を練らないと手にはいらない。

バーゲンが始まる前には必ず下見をする。

そう、バーゲンとは戦いなのだ!!

それも楽しいんだけど)

 

選び抜いたお気に入りの服だから、

数年大事に着ていたんだ。

だから、流行よりお気に入りの服を着たいって考えになったんだな。

 

Au revoir