Salut
原作はフランク・ハーバードの「砂の惑星DUNE」
\原作はこちらから/
この原作から着想を得たと聞いて、興味をもった。
そして、どこまでも続く美しい砂丘(DUNE)。
強風になびく衣装も引き付けられる。
この雄大さ、これはもう劇場で観るしかない!
これだけの情報で見に行ったので、
それぞれの立場、関係がわからず話が進んでいく。
誰の視点で物語を観ていくべきか?
誰にも感情移入できなくて、整理しようとすると、
これまたすばらしい音楽!が随所にながれ
整理ができない!!
そんな私はただただ壮大な宇宙に
放り出された感じで映画を観ていた。
武術の腕はあげているものの、
まだ若く頼りない感じの息子ポール。
そんなポールに自らの修行をさせている
謎めいている母親ジェシカ。
ジェシカは本当に母親なのだろうか?
そこから疑ってしまう。
混沌とする中、誰が見方で誰が裏切者なのか。
ポールは夢で断片的だが未来を見ることが
できる能力をもっている。
夢に幾度も出てくる女性はどんな意味が
あるのか。
出会うことが出来るのか。
美しい砂丘の半面、欲にまみれた
宿敵ハルコンネン家が一層グロテスクに感じる。
原作はまだ先が長く、今回の映画が
シリーズ第一作となるなら、納得の内容。
謎を残したままなので、次回作を期待したいところだ。
ポールと母ジェシカ
どこまでも続く砂丘が美しくもあり、恐怖でもある。
Au revoir