Salut
冬のお楽しみは何と言ってもアカデミー賞の発表です。
華やかな世界で寒さをぶっ飛ばして、
春を運んできてくれます。
また、華やかなだけではなく社会情勢も
知ることもできます。
例年ですと2月なのですが、コロナの影響もあり
昨年は4月、今年は３月27日（現地時間）です。
アカデミー賞楽しんでいますか？
ノミネート発表はそろそろでしょうか？
この時期になると、そわそわしだします。
お気に入りのあの作品は入っているかなあ。
新たな作品との出会いにもわくわくするし、
普段映画を観ない方も映画を見るきっかけに
なるのではないでしょうか？
そんな私ですが、2年前に
”なぜオスカーはおもしろいのか？
受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」
という本を読んでから本当に100倍楽しんでいます！
著者のメラニーさんは映画会社に23年勤務しながら、
1989年から30年に渡りアカデミー賞受賞予想を
ライフワークにしています。
24もの賞がある中、的中率の高さが話題になり、
TBSラジオ「アフター６ジャンクション」への
出演を始め他の番組にも
出演しています。
お話も楽しいからラジコで出演番組を
追っかけて聞いています。
映画会社につとめているからでしょ？と思いきや、
誰でも手に入れられる情報や、日本未公開作品も
分析して予想するというから驚きです。
第一章 意外と知らないアカデミー賞の基礎知識
第二章 オスカー予想、虎の巻
第三章 オスカー受賞、その鍵は「配給会社」
第四章 アカデミー賞は社会情勢を映す鏡
第五章 「超一流」が大集結！
※巻末には第82回（2009年度）～第91回（2018年度）の
アカデミー賞受賞一覧も掲載されていて資料性が高い。
新たな発見が多い一冊です。
書ききれませんが、
ここ数年でアカデミー賞を決める会員を1.5倍に増やし、
多様性に富んでいると思います。日本からは新海誠監督や
押井守監督など多数の方が招待されています。
そうした改善の結果、「パラサイト」や「ノマドランド」の
受賞があるのですね。
そして今年は？
参考として世界の映画祭の受賞作品はアカデミー賞の
有力候補になるといわれています。
今年は西島秀俊さん主演の「ドライブ・マイ・カー」が
各賞を受賞しています。
勢いが止まらない様子です。
・・・ということは・・・？
映画の一年を振り返り予想を楽しみたいと思います。
Au revoir
