Salut
平家の栄華と衰退を描いた「平家物語」。
冒頭の
沙羅双樹の花の色。盛者必衰の理をあらはす。
・・・(略)。」
は、現代の生活やニュースなどを見ていても
通じるものがあり、ドキッとします。
ないない、どこの誰かもわからぬ少女を
屋敷に住まわせるなんて・・・。
いや、それほどに未来が不安だったの
だろうか。
重盛の個性的な息子たちと一緒に
成長していくびわ。
また帝に嫁いだ徳子や女性たちの
生活もわかる。
滅びる未来は変わらないのに、
なにもできないもどかしさ。
せめてすべてを見届けて後世に
語り継ぐという強い意志を持つ。
番組内に琵琶法師の語りと琵琶の音が
鳴り響き、琵琶ってこんな力強い
音なんだと思う一方で、哀しくも聞こえる。
お読みいただきありがとうございました。
Au revoi(またね!)